本文へスキップ

気を抜いてボーッとしてると名古屋の地下鉄ではすぐ迷子に。

名城線

ナゴヤドーム前矢田

名城線 写真

この駅は野球ファンで毎週ナイター観戦をするような中日ファンの方なら馴染み深い かもしれませんが、それ以外の人にとってはさほど興味もないという特殊な駅に 該当するので、名古屋市民でも利用したことがない人も多いかもしれません。 ナゴヤドームのためにあるような駅ですし、ベースボール以外のイベントでドーム にやってくる場合もあるかもしれませんが、基本的にこの近所の住民以外はドーム を目指す時以外はナゴヤドーム前矢田で乗降することは稀でしょう。 それでも中日ドラゴンズのホームグラウンドですし地元球団を応援しにやってくる 熱烈な地元民はけっこういますので、ナイターの開催日には物凄く混みあいます。 そのナゴヤドーム前矢田の左回り方面の始発時間は5時40分頃になりますが、 その時間に活動する人間は少なくないとしても急いで電車に乗り込もうとする人は あまり目撃されないかもしれません。 左回り方面で最初に到着するのは大曽根で、ナゴヤドーム前矢田からは1分ちょっと の所要時間なので車内でくつろぐほどの時間はありません。 次の平安通はもっと短時間しかかからないのでこちらもあっと言う間の到着です。 その先の志賀本通は1分以上かかりますがやはり落ち着いて読書をするような時間 でもありませんし、このあたりの駅で降車するのなら電車内でなにかをしようと 考えても無駄かもしれません。 目を瞑って瞑想のふりをしたり、走行中は息を止めて停車するまでは呼吸をしない、 なんて子供じみた挑戦をして時間を潰すのがお勧めです。



志賀本通

平安通の次は志賀本通と、通の付く駅が連続していますがそこに注目する必要は あまりないので軽く流しておきましょう。 通りの名前が駅名になっているということで、あまり大きな建物はないんじゃないか、 この辺りの名所は通りだけなのかな、と数秒考えるだけでオッケーです。 志賀本通の先にある黒川もあまりパッとしない気がしますが、次の名城公園はメイン と呼ぶに相応しい輝かしい観光名所がある駅です。 名城線の名前からもわかるように名城公園はこの路線の主役です。 桜の季節には大勢の花見客がやってくる名城公園は名古屋城のあるとても広い 敷地の公園で、1年中日本各地から人の集まる賑やかな公園です。 桜の花は4月頃が見頃ですがお城は秋だろうが冬だろうがいつでもウェルカム、 太陽の眩しい真夏でも大歓迎なのでオールシーズンです。 岐阜県や福岡県のように遠くからここを目的地にしてやってくる方も多く、平日以外 だと名城公園で降車する人の割合は名古屋市民以外も多くなるのではないでしょうか。 名古屋駅からだと乗換えをしなければここまで到達できませんが、金山駅からなら ストレートに到着できることを知っておくと迷子になる確率も下がりそうです。 なので遠方から名城公園へやってくる場合は路線図を確認して、乗り継ぎが少なく なるようルート設定をしたほうがいろいろとお得です。 そこまでどこの電車を利用するかにもよりますが、一番大きい駅だからと名駅から 地下鉄に乗るのではなく、金山から乗車する案も考慮しましょう。



市役所

立派な名古屋城のある名城公園の次は市役所で、ここに用がある人は市民の皆様の 中にもたくさんいらっしゃるでしょう。 書類を持ってやってくるサラリーマンも大勢この駅を利用しているようです。 市役所の次は久屋大通で、ここまでくると結構街も賑やかくなってきます。 そして名城公園に並んで乗降者の多い栄(並ぶどころか余裕で上回っていますが) は、市役所から5分足らずで到着します。 デパートにやってくるお客さんも多く、それはこの先の矢場町も同じです。 特に出勤ラッシュ時は人の波に揉まれてまっすぐ進めない事になるでしょう。 初めて朝の8時位にこの駅で降りる場合、前もって下見をしてどれほどのものか 知って心の準備をすることを進言いたします。 矢場町の次は上前津、その次は東別院になりますが、ここらへんは乗降の難易度も 低いのでぶっつけ本番でも問題ありませんが、次の金山は修羅場ですので注意です。 その先の西高蔵、神宮西、伝馬町、堀田、妙音通、新瑞橋、瑞穂運動場東、 総合リハビリセンターは利用者もそんなにいないので初心者向けです。 でも次の八事、八事日赤、名古屋大学あたりは学生の町というイメージも強く、 時間帯によってはそこそこ活気が感じられるかもしれません。 次の本山、自由ヶ丘、茶屋ヶ坂、砂田橋とここまできたらもう少しで一周です。 砂田橋の次の名古屋ドームで名城線も完結、長いようで短い旅となります。



バナースペース